ここでは、こくわがたの成虫の飼い方を紹介致します。

用意するもの

セッティング

飼育


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ケース ホームセンター等で売っているプラケースの小〜中で良いです。
中が見えなくてもよければ、衣料ケースやタッパーでもOK
マット クヌギやコナラのような広葉樹を砕いたものがベストです。
成虫を飼うのであれば、安い未発酵マットで十分です。
針葉樹が混ざった物や、園芸用の腐葉土は使ってはいけません。
朽木 クヌギやコナラの朽木を近所の雑木林で拾ってきましょう(木をむやみに切ったりしないように・・・)
椎茸を生産されている農家の方にお願いしていただいても、OKです。
近所に雑木林が無い人は、ペットショップやホームセンターでも売っていますので購入して下さい。
バナナやリンゴを用意しましょう、スイカは水分が多すぎて良くないと言われています。
ペットショップなどで売っているクワガタゼリーでもOKです。

霧吹き こくわがたは乾燥を嫌いますので、水分補給の為霧吹きを用意しましょう。

 セッティング   トップへ

まずマットをケースに3cm程固めにひきます。
大きなケースにて多頭数飼育するのであれば、マットの量を増やしてあげて下さい。
→はコナラの未発酵マットです。
マットがひけたら、朽木を入れます。
朽木は必ず電子レンジで殺虫するか水に2〜3日つけておきましょう。
電子レンジで殺虫しても、水に必ず半日はつけておいてください。
水につけておいた木は半日〜1日陰干ししておくと良いでしょう。(コバエやかみきりむし等の害虫に注意。)
←ちなみに私は皮は剥きますが、剥かなくてもべつに問題は無いようです。

朽木は3分の2ほどマットで埋めてしまいます。
カビが気になる方は全部埋めてもかまいません。
埋めたら、上からこくわがたが転倒してもすぐに起き上がれるよう、葉っぱや枝木を入れてあげましょう。
→画像は朽木から剥いた皮を転倒防止に入れたものです。
あとは餌を入れてできあがりです。
餌はマットにこぼさないように、お皿などにのせてあげるのがベストです。
特にバナナ等の果実系の餌を与える場合はお皿は必需品です。
マットが餌で汚れると、ダニ等の発生原因になります。
ここまで用意ができたら、こくわがたを入れてあげましょう。

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こくわがたは、おおくわがたの様に雌雄を別けて飼う必要はありません。
大きなケースを使うのであれば、複数ペアで飼う事もできます。(その際には隠れる場所を多めに作ってあげましょう。)
室内で飼っていれば、4月頃から活動を開始します。
ケースの置き場所は直射日光の当らない日陰に置きましょう。
餌の状況・マットの乾燥状態・害虫の発生状況などを3日に一度くらいチェックしてください。
夏場は餌がいたみやすいので、早めの交換をしましょう。
餌がいたむとコバエなどの発生原因となります。
マットが乾燥しているようなら、霧吹きなどで加水します。
マットは濡らしすぎるとダニの発生を促進させますので、表面が湿る程度の霧吹きにして下さい。
もしコバエやダニが発生したら、マットや朽木をカラカラに乾燥させるか、交換してください。
こくわがたの体についたダニは流水につけながら、柔らかい歯ブラシなどで軽くこすれば取れます。
コバエはケースのフタに新聞紙を挟めば、防ぐことができます。
基本的にコバエもダニも狙いは、くわがたの餌です。餌がマットにこぼれたり、いたんだりしないように注意してください。
雌雄同じケースで飼っていると、雌が朽木をかじり始めます。
朽木に傷がついていたり、穴を開けていたら雌が卵を産む前兆ですから、しばらくは静かにしてあげましょう。
雌が朽木をかじり出してから、2ヶ月もすれば朽木は多分ボロボロになっていると思います。
そうしたら朽木を割ってみましょう。この頃には朽木は手でも割れるぐらいの硬さになっているはずです。
慎重に割っていくと、中から幼虫が出てくると思います。
幼虫はデリケートなので、直接手でさわってはいけません、スプーン等ですくって飼育カップに入れましょう。
幼虫の飼い方はこちらへ。

成虫は10月頃から動きが鈍くなり、餌の食いが悪くなります。
普段飼育しているケースに多めのマットを入れておけば、11月頃から自然に冬眠します。
冬眠状態になったら、餌は不要です。
マットが乾燥しないように注意しておけば、来年の4月頃まで放っておいても大丈夫です。

乾燥を防ぐ為に、ケースと蓋の間にラップを挟むと効果があります。
その際にはいくつかの空気穴は開けておいてあげましょう。